つい先日まで行われていた夏の高校野球。

何気に高校野球好きな私は、ちょいちょいテレビやラジオで高校野球を観てたんだけどこの夏の甲子園も暑かったですねぇ。

今年は岩手県の大船渡高校の佐々木朗希投手の岩手県予選決勝の登板回避問題で甲子園が始まる前から何かと騒がしかった高校野球。
参考:佐々木朗希の起用法めぐり大船渡に多数苦情 警察の巡回要請も - ライブドアニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/16834568/
個人的には1人のエースピッチャーが最後まで投げ抜くのが美学とか「う〜ん、どうなんだろ?」と思ってるので佐々木朗希投手の登板回避問題でも思うところはありまして...


そんな私の胸中をAmazonさん知ってたのでしょうか?
Kindleでこんな本を紹介されちゃったので思わず読んじゃいました。


今回、紹介するのは大利実 著の「高校野球継投論」。

高校野球継投論
高校野球継投論
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竹書房 (2019-06-21)
売り上げランキング: 1,652

もう「エースと心中」では勝てない!

10人のプロフェッショナルが、
それぞれの見地から語る、
新時代の継投論!

継投の適切なタイミングや、複数の投手を育てる方法、
データに沿った継投術、投球障害を予防する球数等、
継投の極意と重要性を、7人の名将とトミー・ジョン手術の権威、
セイバーメトリクスの専門家らが語る。

東海大相模 門馬敬治監督
山梨学院 吉田洸二監督
仙台育英 須江航監督
創成館 稙田龍生監督
近江 多賀章仁監督
健大高崎 青栁博文監督/葛原美峰元アドバイザー
健大高崎・花咲徳栄 塚原謙太郎トレーナー
慶友整形外科病院 古島弘三整形外科部長
株式会社DELTA 岡田友輔代表取締役

また、著者は、以下のように述べています。

現代の高校野球は、“継投巧者”でなければ、トーナメントを勝ち抜けなくなっている。
もし、球数制限が導入されたとしても、継投重視で戦っている監督であれば、スムーズに対応できるはずだ。
そこで、本書では『高校野球継投論』と題して、継投で結果を残してきた名将7人に「継投必勝法」を語ってもらった。
さらに、データ分析のプロやトミー・ジョン手術の権威、強豪校をサポートするトレーナーも登場。
監督とはまた違った視点から、継投を成功するための策を教えてくれた――本文より

この本、今年6月に出版された本なので佐々木投手のことについては書かれてはいないが、いかに高校野球の中でいかに継投が大事なのかを専門家や甲子園出場経験のある監督さんにインタービューしています。


相手投手の球に目が慣れてくる3巡目からバッターが優位になってくるといった過去の膨大なデータから見えてきた情報や、1日5時間以上の練習で投球障害のリスクが高まる医学的な見解と各分野の専門家の解説もあったり、
アメリカやドミニカの野球指導者からは、「日本は野球の指導においては発展途上国だ」と思われている世界から見た日本の野球指導についても書かれてます。

他にも「え〜、そうなんだぁ」と思ったこと色々書かれてるんだけど、あまり書くとネタバレになるので・・・( *´艸`)


そんなこの本の中でとても印象的だったのが、巨人のエース菅野の高校時代の3連投。
1977年以来の悲願の甲子園出場を目の前に準々決勝、準決勝、決勝と連投し、本人が「死ぬと思った」ぐらい追い詰められた状況だったんだとか。

確かに今の高校野球の環境じゃ監督に「おまえが最後まで投げきれ」なんて言われたら死んでも投げないといけないぐらいなんだろうし...


とまぁ色んな角度から「継投」の重要性が書かれているこの本。

夏の甲子園の余韻が残っている今だから読んでみてはいいんじゃないかなと思ったので紹介してみました。


是非、時間あればチェックしてみて下さい。