私が働く職場が来月からフリーアドレスなるんだとか。


フリーアドレスをご存知無い方向けで超簡単に紹介しますと、
参考:フリーアドレスとは、図書館の閲覧室のように、社員が個々に机を持たないオフィススタイル。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9
好きな席で仕事してOKって環境になるそうなんだけど、フリーアドレスになればどんな感じで仕事をすれば良いんだろ?
最近の働き方についていけないじゃないか?
そんな危機感じてきたのでこんな本読んで見ました。


今回紹介するのは一般社団法人はたらく未来研究所+寺岡晟 著の「新版フリーアドレスマネジメント: ~部下マネジメントとコミュニケーションの実際~」。


新しい働き方のスタイルとして急速に普及しているフリーアドレスだが、その起源は幕末の松下村塾にあると、この本は奇想天外なエピソードから興味深い展開が始まる。

松下村塾を主宰した吉田松陰は多くの志士を育て、彼らは日本の歴史に貴重な足跡を残すことになるが、松陰の教育方法はきわめてユニークなものだった。
その教室は席が決まっておらず、松陰自身も定まった席を持たなかった。
授業は自由な議論を特徴とし、議論が沸騰してくると松陰は生徒の中に入って、議論をリードした。
今ふうにいえばハーバードの白熱教室を彷彿させる光景だ。
今から150年以上も前の幕末に吉田松陰が肩書や身分も関係無い開かれた学校、松下村塾。 その松下村塾こそがフリーアドレスのパイオニアだったのではとの冒頭から始まるこの本。


松下村塾とフリーアドレスを繋げるって何か硬い内容の本なのか??
と最初は若干疑問に思ったんだけど、読み進めるにつれてフリーアドレスの目的や効果が分かりなるほど〜っと納得しちゃいました。


フリーアドレスにすることによって社内の色んな人とのコミュニケーションの質・量が向上がするって一般的によく言われるけど、それ以外にも私のような営業職だとオフィスの居心地を悪くすることで営業マンが外に出るようになるんだとか。

会社の居心地が悪いって若干ブラック感はするんだけど・・・まぁ会社によっては営業活動がアップしてくれれば良いですよね( *´艸`)


どちらかというと部下を持つ管理職の方向けの本だけど、私のような下っ端平社員でも勉強になるこの本。

もしあなたの職場がフリーアドレスになるって時にはこの本読んでみては如何でしょうか。



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