Kindleストアで読みたい本を探してると頻繁にサジェストされる本があるんですよね。

この手の本って無視ってても頻繁にオススメされちゃうので最終的には読んでしまう訳でして。
そんな本を今回紹介します。


今回紹介するのはデイル・ドーテン 著、野津智子 翻訳の「仕事は楽しいかね?」

仕事は楽しいかね? (きこ書房)
きこ書房  (2015-01-19)
売り上げランキング: 27

出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。
そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。
老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。
その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。

本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。
それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。
たとえば老人は「目標を立てるな」という。
「私」は、目標がなければ進歩の度合いが測れず、軌道修正もできないと反論する。
しかし老人は、斬新なアイデアや商品がなぜ誕生したかを説き明かし、それらが目前の課題に集中した結果であることを指摘。
また、世の中は自分が目標を達成するまで待ってはくれないとも言う。
そして「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる、だよ」などのアドバイスをおくる。

試すこと、日々変化が必要であること、偶然を見落としていること…。
本書のこうしたメッセージは特別なものではないが、それを痛切に感じさせる語り口が独特である。
「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」などは、自分を振り返らせるのに十分である。

出張帰りの空港で大雪の為、飛行機が飛ばず足止めされたサラリーマンがある老人との会話の中で仕事についてのアドバイスをもらい仕事観を揺さぶられるという小説風味のこの本。
有名な本なので読んだことある方も多いんじゃないでしょうか。


個人的な感想だけど、序盤は読んでで「何でこの本が人気あるんだ?」と面白さがわからなかったんだけど、読み進めるにつれて「なるほど」と納得する部分も増えて、最後は「面白かった〜」って感じでした。

新しいことにチャレンジすることと明日と今日と違う自分になる
大学卒業して20年強、一つの会社でずっと働き続けてる私にとって最近、惰性で働いている感じがしてたのでこの言葉はメッチャ刺さりましたよ。


私のように何となく毎日を過ごしてる方は是非この本読んでみては如何でしょうか。



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