サブタイトルである「Googleが実践する心のトレーニング」というのに惹かれて読んでみました。

今回紹介するのは方喰 正彰著の「マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命」

マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命 (サンガ)
サンガ (2017-08-06)
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今、「マインドフルネス」が注目を集めています。
私たちの生活は一昔前に比べて豊かになり、情報技術も発展してきています。しかし、情報のインフラが整ったおかげで、仕事にも高度な作業やスピードが要求されるようになってきました。そのため、ビジネスの現場を中心に、強いストレスを抱えて苦しんでいる人も少なくありません。過去への後悔や未来への不安で頭の中がいっぱいになっているとき、私たちの意識は「今」にとどまることができず、ストレスをどんどん大きくしてしまいがちです。
しかし、そのような私たちを「今」という瞬間に取り戻してくれる方法があります。
それは「マインドフルネス」です。 マインドフルネスは「今の瞬間に、判断をしないで、意図的に注意を払う」という心と脳の状態なのです。

マインドフルネスは、ストレスを軽減するなど、心の安定に関する科学的な効果が証明されてきており、心理学や医療関係者の間で注目されていましたが、広がりはそれだけではありませんでした。
アメリカのシリコンバレーに拠点を置くグーグルが、能力開発のプログラムとしてマインドフルネスを採用し始めたことから、さらなる脚光を浴びたのです。

グーグルのマインドフルネスについては、『グーグルのマインドフルネス革命』(サンガ)にて詳しく解説していますが、本書では、グーグルのマインドフルネスをスムーズに理解していただくために、日本でSIYの普及に努めている人たちを主人公に設定した物語の形式で、マインドフルネスについて解説しています。
登場する人物や団体は架空のものですが、マインドフルネスの最新の動向を理解していただける内容になっています。本書を通してマインドフルネスの魅力を感じ取っていただければ幸いです。

マインドフルネス、超簡単に言うと瞑想でしょうか。
瞑想をすることによって得られるストレスの軽減や心の安定といった効果をビジネスのシーンでも有効に活用しているGoogleの実践事例を元にマインドフルネスについて解説しているこの本。

本のタイトルに"マンガでわかる・・・"とありますが、全編マンガではなく、どちらかというと文章の方が多いかな。
文字読むのが苦手って方もマンガ入りなので読みやすくなってます。


瞑想といえば昨年末にメンタリストDaiGoの「自分を操る超集中力」って本をAudbleで読んだ際にも書かれてました。

自分を操る超集中力
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かんき出版 (2016-05-27)
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【Audible】"本を聴く"新たな感覚でした : SuperBEATCLUB
個人的には先に瞑想についての知識を持っちゃったから今回この本と被る部分もあってちょっと残念だったかな。


ただ、瞑想って集中力を高める為やリラックス効果にはバツグンに良く、私も3分程度だけど毎朝やってるのでとてもオススメ。

集中力を付けたいなって方や仕事やプライベートで悩みを抱えている方は是非、この本を読んでマインドフルネスにチャレンジしてみては如何でしょうか。