いつものAmazon Prime Readingの中から読める本を適当に探して見つけた二宮敦人の作品「最後の医者は桜を見上げて君を想う」を読んでみました。
最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)[Kindle版] | ||||
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地域の中核病院である武蔵野七十字病院で起きた3人の患者の死について3部構成の医療ドラマ。
奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない副院長の福原と、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く皮膚科医の桐子。
対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは?
深く書くとネタバレになっちゃうのでAmazonの内容紹介を少々拝借したんだけど、いやぁ読んでて深く考えさせられる作品でした。
この世に産まれてきた以上いつかは死ぬ訳で、自分の死に方みたいな事を考えさせられちゃいましたね。
どちらかというと後味の良い作品ではないので、楽しくとかワクワクする作品を読みたい方にはオススメ出来ませんが、これから医療の道に進もうと考えてる学生さんは読んでみてたらいいかもしれませんね。