約2年前にスキー場閉鎖の話題を取り上げました「しろとり人工スキー場」ですが、スキー場完全閉鎖から1年経った今でもスキー場跡の利用が決まらず放置状態になっているようです。


スキー場跡地の利用が決まっていない現状について書かれた新聞記事を発見したのでお知らせします。


【四国新聞記事より】

利用決まらず放置/東かがわ・人工スキー場跡地
 2009年度末で廃止となった「しろとり人工スキー場」(香川県東かがわ市帰来)が1年近くたった現在も跡地利用が決まらず、放置されたままになっている。所管する市教委は再活用策に頭を悩ませており、かつて子どもらの歓声がこだましていた緑のゲレンデは枯れ草に覆われている。

 人工スキー場は、旧白鳥町時代の1997年、国の特殊法人が労働者福祉などの向上を目的に町有地に整備し、オープン。同町も約2億円かけて造成やリフトの設置を行った。運営は同町の財団法人が行い、2003年には町が約400万円で購入した。市発足後の05年からは市スポーツ財団が指定管理者となり運営していた。

 オープン初年度には利用者が約2万4千人だったが年々減少、廃止が決まる前年度の08年度はわずか約6800人だった。そのため、ここ数年は赤字運営が続いていた。この間、校外授業での利用の呼び掛けや営業日の限定など、利用者の増加や経費削減に取り組んだが、改善の見通しは立たず、廃止となった。

 廃止後、所管する市教委生涯学習課は事務所を倉庫として使用。しかし、ゲレンデについては、急な斜度や剥がすと土砂崩落の危険性があるマットがネックとなり、利用法が具体化していないのが実情だ。

 維持費などの管理費用はいらないものの、市民から景観の悪化などを懸念する声があり、同課は「まずは市白鳥中央公園の一部として緑化に努めたい。市民からも案を募りたい」としている。

人工スキー場の跡地利用の問題よりも、国民の税金の無駄使いの挙句の果てがこれなのか?と少々呆れ気味にこの記事を読んでしまいました。
役人には「銭を返せ!!」と言いたくなりますね。


すぐにはスキー場跡地の利用は決まらないようですが、放置されたスキー場は今、荒れ放題になっているのでしょうか?
チャンスがあれば今のしろとり人工スキー場跡地を取材見学に行ってみたいと思います。

写真や動画撮影出来ればまたブログでお知らせします。






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